アニメ、声優、漫画、ゲーム、quinroseに夢中になる。 銀魂、スラムダンク、テニプリ、咲など古いアニメが好きだ!http://www.cos-onsen.com/
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ライブが終わって楽屋にきました。僕らは着替えを手早く済まし、自分たちの荷物を整理しました。会場を後にしようとしていました。ライブ会場の客席。僕らは、3人揃って楽屋を出て、裏口を出ました。
裏口より少し離れた所に地べたに座り込む1人の女性がいました。最初に気が付いたのは龍でした。「あの子、どうしたんだろう。」最初は「出待ちかな」と思いました。でも間違いました。彼女は苦しそうに胸元を抑えました。
心なしか顔も青いでした。「おい、ヤバいんじゃねぇか?」楽のその一言を聞いて、僕はその子に声をかけました。「あの……」声をかけようとしたその瞬間、その子は地面に倒れこんでいました。「楽!龍!早く、彼女を楽屋に運んで!」「言われなくても分かってるよ!」
「今日は新曲の発表の日です。いきますよ! 皆さんスタンバイしてくださいね!」全「おう!」全員で叫んでいました。「陸くん、どうしたんですか?踊る前から、息が切れてますよ。」「大、大丈夫。ちょっと、走ったから。」「リクのボイス、世界一です。美しいレディたちに聞かせてください。」「頼みますよ、リク。」「うん、俺に任せて、みんなありがとう。」
「アンコール!アンコール!」私たちの周りにはたくさんの人であふれかえっていました。「これ、何回目のアンコールだ?……何時間、やってた? うん、やろう。もう一回!」七瀬陸コスプレ衣装
「新曲、もう一回歌いまーす!みんな、もう覚えたでしょ!一緒に歌って!いくよー!せーの。」「陸、無理すんなよ。」「陸くん、無理しないで。息をするのがやっとじゃないか。」「最後まで歌いたいよ。」「後ろに下がって、後は私たちだけで歌います。」「大丈夫です。これで最後の曲だよ!」
昨日はよく眠れなかったから、とても眠いです。木陰にある椅子で座ることにしました。
うとうととしてきた時、ある声が聞こえました。
「そこの美しいお姉さん、私と心中しませんか?」
目の前を見れば見知らぬ高身長の包帯塗れの男の人がいました。辺りを見回せば誰も居らずに私かと問うと思いました。「あの、どちら様ですか。」
「私の名前は太宰治だ。今は美女と心中をしようと美女を募集していたのだ。そんな時、あなたを見つけてしまった。どうか私と心中してくれないかい。」その人は私の手を握りながら自己紹介をしました。一体何なんだこの人、変な人に絡まれてしまいました。
「そもそも、心中とは相愛の男女が一緒に命を絶つということだと思いましす。私たちは愛し合ってなどいない、さっき出会ったばかりのはず、相愛とは言えませんよ。」
彼は一瞬だが驚いた顔をしました。すぐに微笑みを戻し、くすりと笑いだしました。怖い人です。椅子から立ち上がろうとすると、彼に止められました。彼は私の隣に座りました。
「すまない、そんなにも真剣に答えてくれる人は初めてでね。」
両親はお店を経営していました。毎晩、夢みたいなステージがあって、お客さんの笑顔が絶えませんでした。だけど、中学に入った頃はお店の経営が悪化して、両親はすごく頑張りましたが、結局、お店を明け渡すことになっりました。芸能界とも繋がって、ショービジネスの世界に顔が利く、大きな企業に奪われそうになりました。
悲しかったですけど、また家族全員でやり直せばいいって思っていました。そいつが、兄さんを欲しいって言っていました。アイドリッシュセブン七瀬陸コスプレ衣装兄さんは100年に1人の才能があるからって言っていました。
ふざけるなって父さんは怒りました。母さんは塩を撒いていました。俺はずっと、兄さんの手を握っていました。でも、兄さんは俺の手を離して、「あなたと行きます。あなたの下で勉強させてください。」とこう言っていました。兄さんはどんな気持ちでそいつについて行ったか分かりませんでした。
「あなたも眠れなかったら、一緒に星空観賞しようよ。」ミヤは柔らかい芝生の上に寝転がりました。
「こうやって、一番綺麗に見渡せるよ。」ミヤが両手を頭の後ろに組んで、夜空を仰ぎ見ました。
「この方がよく見えるよ。おいで。」隣の芝生をポンポン軽く叩いて、私に微笑んでいました。
ミヤの誘いを受け、私は隣の芝生に横になりました。輝いた星の中で大きい月がすべてを洗い流すように柔らかな光を降り注いでいました。
「月が綺麗ですね。」「そうだね、本当に綺麗だ。見入っちゃうね。」
「ミヤが月が好きですか。」夢王国と眠れる100人の王子様ミヤコスプレ衣装
「好きというより、憧れてるのかも。月はさ、無理して輝かなくても、こうして夜には主役になれるから。月いいよな……それに比べて俺は……」
ミヤのその声を聴いていると、なんだか胸が切なくなっていました。